子どもの権利の視点に立った救済のしくみを~9月議会一般質問より①~

国立市子どもの人権オンブズマン事務局の皆さんと

いじめや不登校、児童虐待など、子どもを取り巻く環境が複雑・深刻化しています。市では、子ども家庭支援センターや教育相談をはじめ、スクールソーシャルワーカー、いじめ110番や子ども専用電話など、様々な相談体制が整備されていますが、行政から独立して調査し、必要があれば是正勧告をするなど、子どもの立場に立って支援する救済のしくみが必要です。世田谷区の子どもの人権擁護機関「せたホッと」や、国立市の「子どもの人権オンブズマン」のように、多機関と連携しながら子どもに寄り添い、課題の解決まで取り組む公的第三者機関の設置を求めました。

現在、子どもの総合計画「子育て・子育ちいきいき計画」の次期計画の策定が行われています。現計画には「子どもの権利の普及啓発」「子どもの権利に関する相談及び救済の充実」など、子どもの権利の取り組みが位置付けられていますがすすんでいません。子どもの権利の視点から、救済のしくみの必要性を訴えていきます。

世田谷区子どもの権利をまもる「せたがやホッと子どもサポート」と関係機関の連携