学校視察

7月11日(月)は、文教委員会の学校視察で、3中と2小を訪問しました。
6月議会の補正予算審査特別委員会で今年度の小中学校のエアコン設置が見送りとなったため、どの小中学校でも暑さ対策は課題になっています。

各教室の扇風機設置に加えて、3中ではみどりのカーテンのある窓からの風が涼しく感じました。2小では玄関に手作りのミストシャワーが設置されており、霧の下を通るとひんやりしました。簡単にできる上、水の使用量は少なくて済むそうです。

最初に訪問した3中では学校紹介のビデオを見せていただきました。合唱部の映像は中学生とは思えないほど素晴らしく、その後の説明で昨年度の東京都合唱コンクールで金賞を受賞したと聞き納得。また、名物行事となっている体育祭では、学年の枠を越えて1〜3年生がグループを作ることで連帯感が生まれるとのことです。

授業は数学では習熟度別で、理科では課題別でそれぞれ少人数クラス設定。また、来年度から導入される新学習指導要領では、英語の時間が教科の中で一番多くなるそうです。今年度から新設された特別支援学級I組も見学させていただきました。

次に訪問した2小は私の母校でもあり、当時の校長先生の写真を拝見し、30年程前の小学校時代を懐かしく思い起こしました。

4月22日付で小学1年生の1クラスの人数が40人から35人に改正されたことにより、2小では1年生が5月の連休明けにクラス替えを行い、3クラス→4クラス編成になりました。現在の1年生は1クラス28人なので、教室の中がとてもゆったりと感じ、40人に比べると目の行き届き方の違いは歴然としています。

お昼は実費負担で給食を試食しました。写真の枝豆は食育の授業で3年生が枝からもいでくれたもの。じゃことおかかの入った焼きおにぎりがとても美味しかったです!おにぎりを一つずつ握って焼いてくれた調理スタッフの皆さんの愛情を感じました。また、栄養士の方の説明で食材には冷凍・加工品や化学調味料は一切使わず、調味料も無添加のものを使用しているとお聞きし、これだけ手間をかけて丁寧に作っていただく給食を残さず食べてくれる子どもが増えることを願わずにはいられません。