地域の医療・介護資源を把握し、医療マップへの掲載を

平成266月議会 一般質問②

では、次期計画に向けて取り組んでいただきたい点があります。国立長寿医療研究センターが出している「在宅医療・介護連携のための市町村ハンドブック」というのがありまして、そこでは、「まずはみずからの市町村で課題の確認を」というタイトルで、現在どのような状況にあり、何が課題となっているのかを担当者が確認することとして、市の年齢別人口や死亡者数などは今後どのように推移するのか、在宅医療に携わる医師・看護師等が充足している状況か、医療と介護の連携は十分図られているか、在宅医療について、医療・介護連携者、そして何よりも住民の十分な理解は得られているかなどの基本的な事項について、統計の活用や現場からの聞き取りなど多様な方法で確認しておくことが重要であると示されています。

今後は日常生活圏域におけるニーズ調査に基づくサービスの把握とネットワークづくりというのが重要になってくると思いますので、まずは現在、国分寺市では医療と介護の連携について、地域での体制づくりを進める中心的な役割を担っている地域ケア会議の医療介護連携部会を充実させていく、それとともに地域の実態把握を進めていただきたいと思います。

今回の質問に当たりまして、市内における在宅療養支援に対応している診療所や歯科、調剤薬局がどのぐらいあるかというのを自分なりに調べてみましたが、市としてまとめて情報提供している資料を見つけることが難しい状況でした。インターネット上に民間団体が全国の在宅療養支援に対応している施設の情報をまとめた在宅療養支援マップというのがありまして、少し古い情報ですけれども、そこでは国分寺市内の在宅療養支援診療所6件、在宅療養支援病院1件、在宅療養支援歯科2件、在宅調剤薬局32件となっていました。

そこで、まずは在宅医療に関する地域資源の把握と市民への情報提供という意味からも、地域の在宅療養支援病院、在宅療養支援歯科、在宅調剤薬局、訪問看護ステーションなどの情報を把握して、医療・介護連携資源としてリスト化して、市の医療マップに掲載していただきたいと思います。

またその際に、地域の事業所や病院、医療機関への聞き取りを行うことで、地域内でのネットワークづくりにもつながると思いますが、この点についていかがでしょうか。

高齢者福祉担当部長兼介護保険課長)今現在、医療機関のマップというのはございます。それとは別に、在宅医療に関するということでございますけれども、これについては、私どもが勝手につくるということではなくて、やはり地元の医師会の協力、それから薬剤師会の協力、歯科医師会の協力ということもございます。その辺については、今のところそういった資料が私どもも収集しているということはございません。

今後、当然、地域でのネットワークづくりとか市民の医療と介護の連携については基礎的な資料となるということも認識してございますので、これについては医師会とか関係団体の協力を得て、どこまでできるかということもございますけれども、そういうような方向で調整をしていきたいなとは思っております。

よろしくお願いいたします。今のマップとまた別のものをつくるという考え方もありますし、またそこに情報を載せていくという考え方もあると思いますので、いろんなやり方を踏まえた上で進めていただければと思います。