「男女共同参画推進フォーラム」に参加しました

2015年8月22日 23時17分 | カテゴリー: 活動報告

8月21日(金)、国立女性教育会館で行われた 「平成27年度 男女共同参画推進フォーラム」に参加しました。

1995年の第4回世界女性会議(北京会議)で採択された「北京宣言」の日本における成果として、1999年の男女共同参画基本法、2001年のDV防止法の制定等があげられる一方で、日本では女性議員(衆議院)の比率が、20年前の3%から9.5%にしか増えておりません。ランクとしては世界190カ国中 154位(アジア14カ国中下から3位)、アジア平均18%の半分という低さです。

世界各国で女性の政治参画が進んでいるのに対して、日本での政治や経済分野での女性のジェンダーギャップ指数が極めて低いことや、貧困の女性化(格差の拡大)が進んでいる現状が報告されました。

  

今年3月、国連女性の地位委員会は、「2030年までに男女平等の完全な実現を目指す」と宣言し、すでに世界は「男女50・50」、クオータ制から「パリテ」(男女同数制)に向かっています。クオータ制は暫定的な措置であるため、男女平等をすすめるための手段であるのに対し、パリテは意思決定に男女の意思を反映させるための男女同数原則です。民主主義の基本原則であるため、暫定的な特別措置ではないことが大きな違いとしてあげられるそうです。

そのような中、国内でも「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」が、国会議員候補者の「性別比例原則」(男女50・50)を定め、「政治分野における男女共同参画推進法案(仮称)」及び「公職選挙法の一部改正法案」の今国会への提出、成立に向けた取り組みを進めている報告がありました。今後の審議に注目したいと思います。

性的指向(LGBTI)に基づく差別や、気候変動・地球温暖化・災害とジェンダー、無償労働とケア労働等、社会状況の変化と共に新たな課題も出てきている中で、女性政策を決定する場における女性議員の役割も益々大きくなっています。

パネリストとして参加された、全日本おばちゃん党の谷口真由美さん(大阪国際大学准教授)からは、女性議員が増えない日本の現状について、「日本の社会では普段の生活の中で政治が自分のものになっていない」と指摘があり、だから“半径3mの人に伝える”(身近な人に口コミで伝える)ことの大切さを訴えられていました。

最後に、「クオータ制を推進する会」(略称「Qの会」)の協力団体として、東京・生活者ネットワーク のPRと女性部会の活動アピールを行いました。

地域から女性議員を増やしていきましょう!