2017年を迎えて

長崎乗り合いタクシー3

新年あけましておめでとうございます。

今年のお正月は、長崎の夫の実家で過ごし、その際に「乗り合いタクシー」を利用しました。

長崎市では急な坂が多く道も狭いので、自転車に乗る人も少なく、車の利用が難しい地域もあります。長崎駅周辺の中心街はバスや路面電車が走っており、市民や観光客の足となっていますが、坂の多い住宅地に住む人は、「乗り合いタクシー」を利用します。「バス空白地域」解消のために、長崎市が主体となって運行しているもので、国分寺市の「ぶんバス」のような位置づけです。

運転手を除く9人乗りで、運賃は大人200円、小人100円。市内に5ルートあり、標準設置の乗降所以外でも「フリー乗降区間」では、運転手に合図をして希望する場所で乗り降りできます。高齢化もすすみ(平成28年10月現在約32%)、坂が多い地域なので、住民の足として欠かせない存在になっています。

92歳になる義母もこの乗り合いタクシーを利用して終点のマーケットまで行き、買い物をすることをとても楽しみにしていました。昨年骨折をして以来、車椅子の生活になってしまったため、一人で外出できないことが非常に残念だと言っています。

国分寺市でも昨年12月から、ぶんバス「万葉けやきルート」の運行が開始されましたが、交通不便地域の解消、交通弱者の移動手段の確保等といった地域バスの事業目的を考えると、今後はこのような柔軟な運行ができると良いと思いました。

 

今年の5月、日本国憲法は施行から70年を迎えます。
改めて、私たち一人ひとりが憲法について考える機会となります。

そして、夏には都議会議員選挙が行われます。
山内れい子都議会議員とともに、市政・都政をつなぎ、市民の政治をすすめてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。