10月15日(土)「少年少女ふるさと作文コンクール」の表彰式に参加しました。
今年で第23回となるこのコンクールの今年度のテーマは「みんなでつくろう災害に強い国分寺」。ハード面、ソフト面のそれぞれの視点から様々なアイディアを盛り込んだ力作が発表されました。
3月11日の東日本大震災を経験したことで、国分寺市の小学生・中学生が改めて自分の住んでいるまちや地域について考え、家族や友達の大切さを実感したことがどの作品からも伺えます。
印象的だったのは、災害時には自らが地域の中での見守り役として、災害時要援護者と呼ばれるお年寄りや障がいのある方の安否確認や情報提供を行ったり、普段から防災に関する呼びかけを地域の中で行っていくべきであるという、高い意識を持つ中学生の存在です。
作品の中にあった「市民全体が一つの家族のようにお互いにたすけ合える」という言葉が心に響きました。そんな国分寺市を目指して、「平常時から顔の見える地域づくり」を進めていきたいと強く思うのです。