ケアマネ研修で、成年後見制度と地域福祉権利擁護事業の周知を
平成26年6月議会 一般質問⑦
ケアマネジャー研修の中で成年後見制度、それから地域福祉権利擁護事業について、事例研修も含めて制度周知を進めることをお願いしたいと思います。今回の地域福祉計画の高齢者福祉に関するアンケートで、ケアマネジャー調査の中ではケアマネジメントの質の向上に向けて必要だと思われる知識について、62.1%の方が成年後見制度に関する知識を、56.1%の方が地域福祉権利擁護に関する知識を挙げています。成年後見制度や地域福祉権利擁護事業の利用をケアプランとリンクさせることでどのようなメリットがあるのかなど、具体的な事例検討も含めて学習できる機会を研修の中でぜひ取り入れていただきたいと思いますけれども、この点いかがでしょうか。
高齢者福祉担当部長兼介護保険課長)今回、実施しました地域福祉計画、高齢者福祉計画のアンケートの内容は、まさに御紹介あったとおりでございます。やはりケアマネジャー、この方というのは非常にキーパーソンになる方でございます。その方が、今、御紹介あった成年後見制度の知識、それから地域福祉権利擁護事業、これについてもう少し勉強したいという意向があるということはアンケートではっきり出ております。その他、ケアマネの基本となります病気、症状、障害に関する知識、これも勉強したいと、知識として得たいという、こういった結果も出ております。
ですから地域権利擁護事業だとか成年後見制度に限ることなく、当然、必要なものについては進めていきたいと思っております。具体的には、今、3つのことを申し上げましたけれども、これをどのような形で組み込んでいくかということはございますけれども、必要な知識については市としても積極的に研修の中に入れていきたいと思っております。
ありがとうございます。その際に、制度理解という視点だけではなくて、具体的な活動事例などが実践に役立つと思いますので、その事例等も含めて勉強できる場にしていただきたいと思います。