地域包括ケアシステムの構築は全庁的な取り組みで
平成26年6月議会 一般質問④
今後、地域包括ケアシステム構築への取り組みが国分寺市でも進められていきますが、現在、介護保険制度改正の流れの中で、高齢者施策として地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みがクローズアップされていますが、地域の中には高齢者以外にも支援を必要としている方々がいらっしゃいます。国でも、障がい者の地域生活移行を進めていくという指針が出されており、また子育て世帯やひとり親家庭、生活に困っている方、ニートやひきこもりなどあらゆる世代のあらゆる状況にある方々を地域社会の中で支えていく地域の全ての住民にとっての仕組みづくりがこの地域包括ケアシステムの目指すところだと私は思います。
来年度から始まる地域福祉計画の策定を進めている国分寺市においては、高齢者に特化せず、大きな視点での地域包括ケアシステムの構築を、地域福祉の推進とあわせて全庁的な取り組みとして庁内各課の連携のもとに進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
高齢者福祉担当部長兼介護保険課長)現在、策定中の地域福祉計画、これにおいて地域福祉の総論部分というのがございますけれども、その中で医療・保健・福祉の連携に関する事項というのが含まれております。個別計画の共通する事項、これについては総合的に議論するという形になっております。よく言う横串というような形で、各部門でいろいろな課題ございますけれども、これを1つのテーマでまとめて、市全体として対応していくというような考え方でございます。この計画の中で検討して、一定の位置づけをしていきたいということですので、今後、全庁的に必要であれば議論していきたいと思っております。