少数者の声を大切にし、活発に議論できる開かれた都議会へ!
7月23日より、都議会議員としての任期がスタートしました。
第21期の開始にあたり、一人会派の議会活動について、都議会各会派に以下の要望をしました。
東京都議会第21期が始まります。闊達な議論ができる開かれた議会への改革することが、有権者から求められています。都議会議員は都民の負託を受けて活動していますが、「一人会派」の質問等、議会活動に対しては、一般質問の回数や本会議での討論、予算や決算の特別委員会への参加など、これまでさまざまな制約が課されてきました。前20期では、コロナ関係の補正予算に関する本会議質疑を一人会派も行いましたが、設置された議会改革検討委員会への参加は認められず、都民に開かれた都議会改革への道は遠く、多くの課題が残ったままです。
都政は、取り扱う事業の範囲も規模も区市町村に比べて非常に大きいにもかかわらず、都議会での議員の質問時間が短く、議会の存在感が薄いとの指摘を受けています。今期は一人会派が多くなったこともあり、都民の代表である都議会が少数者の声を大切にし、会派の大小にかかわらず議員の議会活動が活発にできるようにしていくことが、議会の活性化に資する改革につながると思います。
つきましては、以下の項目について改善していただきたく、要望します。
①本会議における発言について
一般質問は、議員1人あたりの質問時間が決められ、各会派に配分されています。質問時間の使い方について、以前は、「一人会派」が4回の定例会ごとに質問できましたが、年間質問回数を1回にすると決められ、現在に至っています。質問時間の延長および質問回数を選択できるよう、また、本会議での討論もできるようお願いします。
②予算特別委員会、決算特別委員会について
「一人会派」は、予算特別委員会、決算特別委員会の委員になることができません。委員会の人数を増やすなど、「一人会派」にも参加できるようお願いいたします。
③議会運営委員会
こうした議会のルールは、議会運営委員会で決められていますが、当事者である「一人会派」の意見が聞かれることなくその方法が決まっています。議会運営委員会に参加できるようお願いします。