2021年都議会第2回臨時会を終えて
第2回都議会臨時会が8月18日(水)~20日(金)の3日間の会期で開催され、コロナ対策補正予算が審議されました。19日(木)の本会議質疑は一人会派に3分の質問時間が割り当てられ、岩永やす代も初登壇し質問しました。
自宅療養については新規感染者が連日5000人を超え、入院やホテルでの療養ができず自宅療養を余儀なくされている人が2万人を超えるなか、都は入院の判断基準を変更し、自宅療養に舵を切りました。しかし、食料が届かない、フォローアップセンターには電話がつながらない、自宅療養中に死亡するという事態も起きており人員配置の強化が求められいます。そこで、現在増え続けている感染者への対応をどのように行っていくのかを質問しました。多摩地域の自治体では、自宅療養者に生活物資や食料の配布も始めており、市民に近い自治体への協力を求めるとともに支援の強化が必要です。
また、保育園での感染者が増え、それに伴う休園も増えています。突然の休園に保護者は仕事を休まねばならず、再開見通しや保育園の対応がわからないと、心配の声が寄せらせています。
感染者が発生すると保健所が保育園を調査し助言することになっていますが、感染者の増加に伴って保健所の調査が遅くなり、休園期間にも影響が出ています。 特に多摩地域の都立保健所は、これまでも自治体との情報共有が足りないことが課題として指摘されてきましたが、保健所は、保育園と自治体が保護者へ速やかに説明できるよう求めました。