ご卒業おめでとうございます~医療的なケアが必要な子どもたちが地域でともに育ち学べる環境を~

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます🌸
卒業シーズンの3月は、近隣の都立学校の卒業式にお招きいただきました。

都立の特別支援学校では、府中けやきの森学園、村山特別支援学校、武蔵台学園の卒業式に参加。一人ひとりにあわせた卒業証書授与。新たな門出を参加者一同で祝いました。

病院内の分教室や訪問教育での学びで卒業を迎えた子どもたちもいると伺いました。

特別支援学校には医療的ケアが必要な子どもたちも学んでいます。看護師や介助員の配置が行われていますが、人数が十分でないために緊急時の対応やケアのために、保護者が一日学校に待機しなければならない時もある、という切実な声も届いています。

家族ではなく訪問看護師や介助員の配置を拡充し、整えていかなければなりません。

そして特別支援学校だけでなく、地域の学校で学びたい子どもたちは、市立や区立など地域の学校で受け入れられる体制も整えて行く必要があります。

昨年2022年9月に 東京都医療的ケア児支援センターが区部と多摩地域に1ヶ所ずつ開設されました。

地域との連携で、医療的なケアを必要とする子どもの育ちや学びを支えるしくみづくりをすすめていきます。

藍染も陶芸の花器も武蔵台学園の生徒の作品。