国が変わるのを待っていられない!地域・自治体から希望の選択肢を

地域・自治体からのボトムアップの政治を目指すローカルイニシアティブネットワーク LIN-Netの7回目のMEETINGが4月20日に行われ、とても熱気のある会となりました。

全体会では玉城デニー沖縄県知事をお招きし、辺野古新基地建設問題について、県民投票では7割が反対し沖縄県が不承認とした決定を覆し、国が初めて大執行を行った問題をお話しいただきました。

国会では、分権と地方自治に逆行する地方自治法の改正案が審議されようとしています。今こそ地域主権と地方分権へ。市民政治を進めるためにともに声を上げ、行動していきましょう!

午後の分科会では、緊急避妊薬のアクセス改善の突破口を探るというテーマで、FIFTYS PROJECT の能條桃子さん、#なんでないのプロジェクト の福田和子さん、ソウレッジ 副代表の 鈴木莉帆 さんさんともに、SRHR推進へ地方政治の役割のテーマを担当。

私からは東京都のユースヘルスケアの取り組みをお話しさせていただきました。

今年の4月に女性支援新法が施行されました。若年女性の支援と横断的な支援体制づくりが急がれます。また、次期学習指導要領の改訂や、東京都「性教育の手引き」の改訂で、包括的性教育を推進していくこと、特に、性交について義務教育課程の中で教えていけるような改訂が必要です。

そして、緊急避妊薬(アフターピル)購入の年齢制限を撤廃し、薬局で無料で入手できるよう国に働きかけていくことなど、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)がまもられる社会にむけて、政策決定の場に当事者である女性や若者を増やしていきましょう!