2021年を振り返って

国分寺・生活者ネットワークと国立・生活者ネットワーク合同で、年内最後の遊説。国分寺駅、西国分寺駅、国立駅頭にて今年一年間の活動報告を行いました。2021年12月27日。

新型コロナウイルスの感染拡大からまもなく2年となりますが、今年は東京都では一年の約8割が、緊急事態宣言や「まん延防止等重点措置」期間であるなど、たいへんな年でした。

12月後半から変異種オミクロン株を含めて都内でも新規感染者数は上昇しており、第6波が懸念されます。医療体制の確保が急務です。加えて年末年始にかけて全国的に大寒波に見舞われており、住まいのない方は特に過酷な状況に追い込まれています。困難を抱える人への生活支援が必須です。

都議会第4回定例会の補正予算には、生活困窮で住まいのない方へ年末年始の行政窓口が閉まる期間に一時宿泊場所を提供する事業や、孤立や貧困に陥る女性への緊急的な相談支援として、電話やLINEでの相談事業などが盛り込まれました。

コロナ禍が長期化し厳しい雇用情勢が続くなか、生活に困窮する人は増えており、住居確保は切実な課題です。NPOなどと連携し、都営住宅の利用も含めて仮の住まいを確保して生活を支援する必要があります。行政窓口が閉まる年末年始の支援拡充はもちろんのこと、年末年始に限らず必要な時に一時宿泊所を利用でき、そこから福祉の支援につないで居宅生活に移行できる支援体制を求めました。

さらにはDVや性暴力など女性への暴力が増えたこと、自ら命を絶つ女性や若者、子どもが増えるなど、対策は急務です。都の役割として、支援体制の拡充を引き続き求めていきます。

2021年は7月の都議会議員選挙で新たなステージに挑戦し、山内れい子前都議から都議会の議席のバトンをつなぐことができた年でもありました。同時に、国分寺市議会の議席を小坂まさ代市議へつなぐことができました。多くの皆さまに支えていただき、今日の活動があることに感謝しています。

暮らしに根差した生活のまち東京をめざし、来年もしっかり取り組んでまいります。

どうぞ良い年をお迎えください。

2021年12月30日

岩永やす代