単身化や生涯未婚率の増加により、高齢者だけでなく働き盛りの現役世代や10代の若者達が社会から孤立し、無縁化人口の若年化が進んでいるという。
きっかけは仕事や学校という社会とのつながりと役割を失ったこと。
「人はつながりの中に自分の存在や役割を感じて、初めて生きていける」
無縁、孤独死、孤育て、孤族・・・今の世の中を象徴する言葉の数々。
どうしてこんなにも孤立化していくのだろうか?
便利になった生活の代償として失われていったアナログ的な人とのつながり。一昔前までは家族やご近所での「おたがいさま」で自然に支え合ってきた、たすけあいのしくみをつくれないだろうか。自分が出来ることで人の役に立ち、困った時には人の手を借りる。そんな「おたがいさま」は、人間の生きる原動力にもなっていると思います。
おじいちゃん、おばあちゃん、赤ちゃんを連れた子育て世代、若者、小中学生や子どもたちが世代を超えて集える場・・・そんな温もりのある居場所作りの必要性を実感しました。