災害時のトリアージ訓練に参加しました!

3/23(日)、国分寺市東恋ヶ窪にある国分寺病院と、東恋ヶ窪3、4丁目自治会との合同防災訓練に参加しました。

私は手首をねんざした傷病者という設定のけが人役で参加。負傷したところから始まり、受付をしてトリアージのタグをつけて順番に診察を受けて、薬の処方を受け取り終了するまでがワンクールです。訓練でしたが、実際に医師の問診と診察後に、名前の書いたシップ薬の入った薬袋を出すところまでが訓練でした。

休日の開催でしたが、国分寺病院のスタッフの皆さんも総出で誘導や診察、治療などの訓練に参加されていました。

炊き出しでは、特養かがやきの農園で作った大根と、浴光保育園の子どもたちが作った手作りみそ、子どもたちが握ったアルファ米のおにぎりが配られました。

グループホームの入居者の皆さんも訓練に参加され、被災時を想定して車椅子で被災時を想定して動きます。また、保育園の一室には乳幼児を受け入れるスペースが設置されました。

浴光会さんには、医療、保育、子育て支援、介護など、地域の暮らしを支える大事な役割を担っていただいています。

そして、昨年オープンした「よくこうまちのほけんしつ」は、子どもから高齢者まで、気軽に立ち寄り無料で話を聞いてもらえる相談室です。お一人暮らしの高齢者の方を含めて、地域の安心安全にもつながりますね。

災害時の停電時でも電力を確保できるように、電気自動車や太陽光パネルを使って電力確保の訓練も行われました。
電気自動車の電源でお湯を沸かしたり、防災用の太陽光パネルで部屋のライトをつけるなど、実際にやってみるといざという時の動きの確認にもなります。

一緒に参加した地域の方と顔をあわせる機会にもなり、大変有意義な訓練でした。

このように、医師会や医療機関と連携した防災訓練は、地域に暮らす市民にとても安心につながります。昨年は南海トラフ地震の警戒が出されるなど、大きな震災への備えは常に行っていかなければなりません。

昨年11月に修正された東京都地域防災計画では、災害医療コーディネーターを中心とした災害医療体制が強化されました。災害時の医療機関と地域との連携を応援していきます。