市民・事業者との協働でマイボトルキャンペーンを【9月議会一般質問②】

平成30年3月に東京都水道局がJR有楽町駅にある東京国際フォーラムの広場に、全国で初めてマイボトルに給水できる給水機「ボトルディスペンサー式水飲栓」を設置しました。東京都の水道水を冷やしてマイボトルに給水します。誰でも無料で利用でき、平成30年度は1年間でペットボトルに換算すると5万5千本に相当する利用があったそうです。

有楽町国際フォーラムにあるマイボトル用の給水機。冷たくて美味しい東京水が無料で提供されています。

このように、市内の公共施設にマイボトル用の給水機を設置することとあわせて、官民連携の取り組みとしてマイボトルを広め、啓発していくという視点から、市内の商店街や商業施設と連携した「マイボトルキャンペーン」の取り組みを求めました。

最近では街中でも学生や若いビジネスパーソンが、おしゃれなマイボトルを持っている光景をよく目にするようになりました。環境保護団体のグリーンピース・ジャパンが平成31年1月に東京都民1,000人を対象に行なった調査によりますと、その6割近くの方がマイボトルを持っており、その約半数が週に2回以上持ち歩いているということです。

そこで、市内にも何ヶ所か設置している「涼み処」に給水機を設置して、マイボトルの給水拠点もあわせてマップをつくったり、マイボトルで飲み物を購入できるお店の情報を市のホームページや「ぶんじチャンネル」等、市の情報発信用のアプリで紹介していくことを提案しました。 さらに、地域で取り組みが広がっている「地域通貨ぶんじ」をめぐる市民の活動ともコラボするなど、市民や事業者と協働し、マイボトルキャンペーンをすすめることを求めたところ、関係するような事業者等と意見交換を行ってすすめてまいりたいという答弁がありました。

こくぶんじまつりや環境まつりなど、市民まつり等で可動式給水機を活用してマイボトル持参のキャンペーンを行うなど、今後もあらゆる場面でマイボトル運動をすすめていきましょう!

市内のリユースショップ「エコメッセ」は、水道水の給水スポットになっています。

Refill JapanのHPでは、全国の給水スポットをマップで紹介しています。
https://www.refill-japan.org/