「化学物質の子どもガイドライン」の見直しを~都議会第1回定例会 一般質問より~

毎年行っている水辺の調査に参加。夏休み中の開催で、子どもたちと一緒に野川の水質を調査。2021年8月5日。

生活者ネットワークは、合成洗剤をはじめ、環境ホルモンや香害、有機フッ素化合物による水質汚染、農薬など身の回りの化学物質について取り上げ、とりわけ成長期にある子どもへの影響を問題にしてきました。東京都に「化学物質の子どもガイドライン」ができて20年が経ち、次々と新しい物質ができ健康を脅かしていることから、第1回定例会の一般質問で見直しを提案しました。都としては国の動向等も注視しながら、子どもを化学物質の影響から守る取り組みを着実に推進するという答弁に留まりましたが、国に先駆けてガイドラインを策定した都として対策を取るべきであり、今後も継続的に見直しにむけた取り組みを求めていきます。

また、コロナ対策として、水道局が都内の小中学校に合成界面活性剤入り、表示指定成分添加のハンドソープを配布しました。水道局の事業として実施すること自体おかしいし、配布するとしても「純石けん」にすべきと、公営企業委員会で指摘しました。