子どもたちを性暴力からまもる!

8月14日、大井町駅でフラワー遊説を開催。
品川・生活者ネットワークの いながき孝子を中心に、東京・生活者ネットワークの仲間が集い、ジェンダー平等や、女性への暴力をなくそうと、訴えました。

品川区では10月2日の区長選挙に伴い区議会議員補欠選挙が行われる予定となっており、いながき孝子が、吉田ゆみこ区議、田中さやか区議とともに、品川・生活者ネットワーク3議席目を目指して挑戦します。

●学校現場では
学校の教職員による子どもたちへの性暴力が後を絶ちません。わいせつ行為やセクハラを理由に2020年度に懲戒処分や訓告を受けた公立小中高校などの教員は200人で、うち児童・生徒らが「性暴力・性犯罪」の被害者だったケースは96人にも上ると、文部科学省の調査で明らかになりました。東京都教育委員会ではわいせつ行為等により懲戒免職を受けた教職員数は、2019年に20人と報告されています。子どもの権利をまもる立場の教職員が子どもへの暴力、ましてや性暴力の加害者となることがあってはなりません。

2021年6月に、性暴力防止法(教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律)が成立、2022年4月に施行されたことを受けて、東京都は児童・生徒を教職員等による性暴力から守るための第三者相談窓口を、2022年4月末から開設し、電話やメールでの相談を外部弁護士が受けています。2ヶ月で13件の相談が寄せられているということです。相談後のフォロー体制や相談できていない被害者へのアプローチ、再発防止はもちろんのこと、未然防止の取り組みが急がれます。

●人権教育としての包括的な性教育を
子どもの権利の視点からも、性暴力をはじめとするあらゆる暴力から子どもをまもること、そして、子どもの頃から「NO」と言えるように、年齢に応じた、人権教育としての性教育が必要です。

教育の現場での性暴力を始めとするあらゆる暴力を根絶することを、区政と都政が連携してすすめていきます。

中央が 品川・生活者ネットワークの いながき孝子。応援に駆けつけた白井なおこ日野市議(右)とともに。