保護者のコロナ感染時の子どもの一時保護への支援/保育士へのPCR検査拡充を!

国分寺市子ども家庭支援センター「ぶんちっち」

東京都では、親の感染に伴い養育が困難となった子どもの一時保護を保健所と児童相談所との連携で実施しており、市区町村でも独自に子どもを預かる事業を実施しています。

感染が拡大しているなか、このような家庭が増えていると思い、8月19日の質疑では、これまでの実績も含め都の取り組みについて質問しました。

答弁では、保護者が新型コロナウイルスに感染し家庭での養育が困難となった児童については、児童相談所が保健所と連携しながら医療機関に一時保護委託を依頼しており、昨年3月から本年7月末までの実績は、220件となっていることが分かりました。

都は宿泊施設等を確保し、児童を一時的に受け入れる体制を整備する市区町村を支援しており、昨年度は8市区に補助を行ったとのこと。今後とも取り組みが進むよう、市区町村に働きかけていくとのことです。医療機関での受け入れ調整や、宿泊施設等の場所や人員確保についても都の支援がすすむよう今後も注視していきます。

また、保育園での感染者が増えているなかで、保育を担う保育士のPCR検査が対象になっていないため保育士も含めることを求めてきました。認可保育所はもちろんですが、認証保育所や無認可保育所も含めて広く対象となるよう検査体制の充実を求めていきます。