病気と闘う子どもと家族を支える~レモネードスタンドとホスピタル・ファシリティドッグ~

食を通じて広がる、支え合いの輪
10月18日、国分寺駅北口の「季楽」さんで開かれた、ククナプロジェクトの「レモネードスタンド」を訪れました。収益金は、入院中の子どもに付き添うご家族へ「野菜応援食」を届ける活動に役立てられます。

NHK・ETV特集「病児の家族を生きる ~お母さん食堂の1年~」で、子どもを見送った親たちが料理を通じて集う場や、付き添い入院中の保護者へ手作りの食事を届ける取り組みが紹介されました。
悲しみやつらさを抱えていても、誰かと一緒に料理をし、食卓を囲む時間が、心の支えになる。食事を届けることが、「あなたは一人ではない」というメッセージにもなるのだと感じました。子どもの闘病を支えるご家族は、付き添いや看護に追われ、自分の食事や休息を後回しにしてしまうこともあります。番組を通じて、その負担の大きさを改めて知り、家族を支えることの大切さを痛感しました。

食を通じた支え合いの輪を、多くの方に知っていただきたいと思います。闘病中の子どもとともに、ご家族の健康や心を支える取り組みも進めていきます。
子どもの心に寄り添う、ファシリティドッグ
10月20日、東京都立小児総合医療センターで開かれた、ホスピタル・ファシリティドッグ「トミー」の就任・始動式に、都議会厚生委員として参加しました。

ファシリティドッグは、専門的な訓練を受け、医療チームの一員として病院で活動する犬です。臨床経験のある看護師のハンドラーとペアを組み、入院中の子どもたちの心を支えています。

同センターでは、2019年から「アイビー」が「からだ病棟」で活動しています。採血や検査、手術などに不安を感じる子どもに寄り添い、治療に向き合う力を支えてきました。今回、新たに「トミー」が「こころ病棟」を中心に活動を始めます。一つの病院で二つのファシリティドッグのチームが活動する、全国初の体制です。

そばにいてくれる安心感や、触れ合う楽しさが、子どもの笑顔につながる。その笑顔が、ご家族や医療スタッフにも広がっていくという院長からの話しもありました。ファシリティドッグは、治療の日々を支える大切な存在だと感じます。
財源はクラウドファンディングで集められており、今回の2チーム目の導入に向けては、2,902人から4,700万円を超える寄付が寄せられました。子どもたちを応援する多くの方の思いが、新たな支援の実現につながりました。ホスピタル・ファシリティドッグの導入、全国に広がってほしい取り組みです。

子どもの心と身体、家族を支える医療や支援の充実に取り組んでいきます。

